新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大され、各地の単身赴任者からは悲痛な声が上がる。遠方で暮らす家族と会うのは、ますますはばかられる状況に。「大型連休中も会えないのか」「やっぱり寂しい」。再会の日は見通せず、断絶状態が続く。
高知県に単身赴任している金融機関勤務の30代男性の胸中は悩ましい。東京都で暮らしていた妻や子ども3人は都内の感染拡大を受け、岡山県倉敷市の妻の実家に“疎開”。男性は連休中に倉敷市で落ち合う予定だった。
しかし高知、岡山両県とも宣言の対象に加わり、取りやめた。「会えないのはやっぱり寂しい」と吐露する。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース