福岡・博多と韓国・釜山を結ぶJR九州の高速船「ビートル」が9~31日、全面運休する。韓国との間を結ぶ旅客船の運航停止を政府から6日に要請されたためだ。予約分は手数料なしで払い戻す。
JR九州高速船の担当者は「1991年に博多―釜山に就航して以来、これだけ長く運航を止めるのは初めてだ。影響はとても大きい」と話す。6~8日は予定通り運航するという。
ビートルの利用客は昨年10月、日韓関係の悪化で前年同月の半分ほどになった。今年2月には新型コロナウイルスの感染拡大の影響も受け、前年同月に比べ約7割減まで落ち込んでいた。7日からは1日1往復の直行便だけ残し、長崎・対馬の経由便を往復ともに休む計画だった。(山下裕志)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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