福岡市の初夏を彩る「博多どんたく港まつり」(3、4日)を前に、西日本鉄道のきらびやかな「花自動車」が2日夕に運行を始め、街を照らした。市内では前夜祭も開かれ、見物客らはコロナ禍で3年ぶりとなる風物詩の開催を喜んだ。
期間中、市内を走る花自動車は2台。制作・運営に約150人のスタッフが携わり、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスとサッカーJ1・アビスパ福岡のマスコットを描いた車両のほか、桃太郎の装飾を施した車を用意した。西鉄によると、鬼退治にコロナの収束の願いを込めたという。
繁華街・天神の交差点では、花自動車が通ると歩行者がスマホで撮影をしていた。交通整理をしていたスタッフの太田慎一さん(55)は3年ぶりの開催に「感慨深い。いよいよ博多どんたくが始まるぞという盛り上がりを感じる」と話した。
福岡市役所前では前夜祭が開…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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