博多港で11月、パナマ船籍の貨物船「LADY(レディー) ROSEMARY(ローズマリー)」(9576トン)が防波堤に衝突した事故で、7日にもこの船を現場から撤去することが福岡海上保安部などへの取材でわかった。船内の重油の抜き取り作業がほぼ完了したためという。
同部によると、船は11月28日午後11時45分ごろ、積み荷のバナナを載せて博多港から神戸港に向けて出港する際に防波堤に衝突し、乗り上げた。
船には燃料の重油が積載されており、事故で破損した船首部分から燃料タンク内の重油が流出。博多湾内に広がり、漁業への影響が懸念されている。
事故後、同部などが船の周囲…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル