福岡市の博多座で6~21日、演劇「新生!熱血ブラバン少女。」が上演される。出演するのは、主役を務める博多華丸さんと、物語のモデルとなった同市の精華女子高校吹奏楽部の部員ら。舞台を盛り上げるのが、「絶大な信頼」(博多座担当者)を置かれた彼女たちの生演奏だ。
博多座の稽古場。リズミカルなドラムに、トランペット、トロンボーンの音が重なった。一つの音となって全身に迫ってくるようだ。
華丸さんは後ろに控え、お茶の間のテレビでは見せないような厳しい表情で彼女たちの後ろ姿を見守っていた。ほぼ休部状態の吹奏楽部を立て直すために学校に来たという、メンタルコーチの役を演じていた。
「もっと音をゴージャスにしてみようか」。演出のスタッフがこう言うと、部員は即座に対応。コンクールの全国大会で15回、マーチングの全国大会で全国最多24回の金賞を誇る精華女子の底力を見せた。
全国屈指の実力の精華女子、華丸さんも「彼女たちが主人公」
劇中では、ソロや少人数でのアンサンブルのほか、オリジナル曲からコミカルな曲、背景音楽も含め30曲あまりを演奏する。
今作は2017年上演の「熱…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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