福岡市のJR博多駅前で8日から、島根県の商店街がPRイベントを開いている。しかしこの商店街、実際には存在しない。日本で初めて、インターネット上の仮想空間(メタバース)に誕生した「架空」の商店街だ。イベントは10日まで。
「しまね縁結び商店街」の12店舗がブースを並べ、出雲そばや島根の銘菓を買うことができる。
それぞれの店は実在するが、商店街を形成しているわけではない。IT企業の「ガイアリンク」(長野県茅野市)が提供する仮想空間「ガイアタウン」の中に軒を連ねている。
利用者は仮想空間の中でアバターと呼ばれる分身を操作し、気に入った商品を購入する。商店街には銀行や会計事務所も入っていて、ローンの相談やセミナーの受講もできるという。
商店街は今年5月、島根県内…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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