政府は26日、天皇陛下が即位を内外に宣明される「即位礼正殿の儀」への参列のため来日する外国元首や祝賀使節の円滑な通行を実現するため、各府省庁が取り組むべき交通対策をまとめた。道路交通量を抑制するために規制する地域を定め、域内で公用車の利用を抑制するほか、所管する民間企業などに規制の周知徹底と協力を呼びかける。
交通量を抑制する期間は10月20~25日で、即位礼正殿の儀が執り行われる22日と23日は重点対象期間とする。対象地域は皇居や外国元首らの宿舎周辺、首都高速道路や一般国道など。
具体的には、国土交通省が成田、羽田両空港の利用者に自動車利用の自粛に関する協力要請を行うほか、文部科学省は修学旅行を実施する学校などに対して交通規制の内容を周知する。各府省庁の職員や家族にも、乗用車の利用を自粛するよう呼びかける。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース