厚生労働省はこのほど、10月1日に実施される同省関係の主な制度変更について公表した。医療関係では、消費税率10%への引き上げへの対応として、診療報酬本体が0.41%のプラス改定となる。【松村秀士】
増税に伴う2019年度改定の各科の改定率は、医科がプラス0.48%、歯科がプラス0.57%、調剤がプラス0.12%。薬価はマイナス0.51%で、このうち、消費税対応分はプラス0.42%。
介護関係については、19年度の介護報酬改定はプラスの0.39%となる。これとは別に、補足給付にかかわる基準費用額の引き上げ分の対応として国費7億円程度を充てるほか、「新しい経済政策パッケージ」に基づく介護人材の処遇改善として、国費210 億円程度も充てる。
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