厚生労働省の職員23人が24日、東京・銀座の居酒屋で深夜に及ぶ送別会を開いていたことがわかった。東京都は政府の緊急事態宣言が解除された後も、飲食店に対して午後9時までの営業時間短縮を4月21日まで求めているが、職員全員が店を出たのは午前0時前だったという。
同省によると、送別会は介護保険を所管する老健局の職員が開いた。24日午後7時ごろから始まり、参加者は順次増えて23人になり、午前0時前まで続いたという。老健局の担当者は「申し訳ない」と話している。省内で処分を検討するとしている。
政府は感染の再拡大を防ぐため、食事は短時間で、深酒をせず、歓送迎会も控えるよう広く国民に求めている。会食する場合も人数が増えるほどリスクが高まるとして、できるだけ家族か4人までとしており、今回はそれを大きく上回っていた。(山本恭介)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル