パートら非正規労働者への厚生年金の対象拡大を柱とした年金制度改革関連法が29日の参院本会議で成立した。企業側が労使折半の保険料負担を免れるため意図的に厚生年金への加入を逃れるケースが相次いでいる現状を踏まえ、立ち入り検査の権限を強化した。働く人が将来厚生年金を受け取れるよう、加入義務の履行を徹底する狙い。
厚生年金は、フルタイム勤務の人は企業規模に関係なく加入義務がある。パートら短時間労働者は現在、従業員501人以上の企業で週20時間以上働くことなどが条件。関連法は企業規模の要件を2022年10月に101人以上、24年10月に51人以上に広げる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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