高級ブランド「バレンシアガ」の偽物の帽子を販売目的で所持したとして、警視庁は、東京・原宿の竹下通りで衣料品販売店を経営する男(53)=埼玉県戸田市=を商標法違反(販売譲渡目的所持)容疑で逮捕し、7日発表した。「店の運営は店長に任せており、知らない」と容疑を否認しているという。
原宿署や東京税関によると、男は、自身が経営する衣料品販売店(東京都渋谷区神宮前1丁目)で、店長の男(33)=同容疑で逮捕=と共謀して6月26日、バレンシアガの商標そっくりのロゴマークがついた帽子2点を客に売るために所持し、商標権を侵害した疑いがある。
店を巡っては、地方から上京した高校生から、偽ブランド品の販売に関する相談が寄せられていた。経営者の男は、同店を含め竹下通りで計3店の衣料品販売店を経営していると説明したという。署は、ほかの2店でも偽ブランド品を販売したとみている。(御船紗子)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル