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これまで長く動かないとされてきた断層が動くかもしれない――。この前提に立ち、国は東日本大震災の後、原発の断層評価をやり直した。その注目を集めたのが、日本原子力発電の敦賀原発2号機(福井県敦賀市)だった。
2012年4月、当時の原子力安全・保安院が現地を調査した。敦賀原発の敷地内に活断層「浦底断層」が走っていることはすでに分かっていた。専門家らは2号機の原子炉建屋直下の断層を調べ、言及した。「(浦底断層が)地震を起こした場合、引きずられて動く可能性がある」
国のルールでは、原発は重要施設の直下に活断層があると動かせない。「2号機、廃炉の可能性」。ニュースが駆けめぐった。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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