福井県、京都府、滋賀県の住民9人が、運転開始から40年を超える老朽原発として稼働中の関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転差し止めを求めた仮処分申し立てについて、大阪地裁(井上直哉裁判長)が20日、決定を出す。運転の差し止めを命じた司法判断は、これまでにどれだけあるのか、調べてみた。
2011年の東京電力福島第一原発事故後、初の差し止め命令は福井地裁が14年5月、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)に出した。判決では、関電の基準地震動の想定について「信頼に値する根拠はない」などと指摘した。
稼働中の原発が停止に追い込…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル