山本裕之
埼玉県西部、秩父地方の横瀬(よこぜ)町芦ケ久保で「あしがくぼの氷柱(ひょうちゅう)」が開催されている。変化するLED照明に浮かび上がる幻想的な光景が、訪れた人たちを魅了している。
氷柱は、上流にある沢の水をスプリンクラーやホースで斜面や木々に散水し、明け方の冷え込みを利用して、徐々に大きくする。今年は1月中旬から暖かい日が続き、現在のところ例年より小さめだという。
主催する横瀬町観光協会によると、最終日の2月23日までに約8万人が訪れる見込みだ。同協会の金子るみさん(49)は「昨年の12月7日から散水を開始しました。今は氷柱が小さいですが、これからの寒波を利用し、大きくしていきたいです。厳冬期の寒さと光がつくる、この時期しかない光景を楽しんでください」と話す。
ライトアップは金、土、日曜日と祝日に行われる。新型コロナウイルスの感染対策で、土、日曜日と祝日の夜間は、インターネットからの事前予約が必要。詳細は町の観光ホームページ(https://www.yokoze.org/hyouchuu/
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment