6日、広島は被爆77年の「原爆の日」を迎えた。
広島市の平和記念公園では、平和記念式典に参列する人たちへの手荷物検査が始まった。広島市は、安倍晋三元首相が銃撃され殺害された事件を受け、警備態勢を強化。新たに金属探知機が導入され、参列者は両手を広げ、探知機の検査を受けていた。
広島市西区の和久野恭子さん(74)は、中学2年の孫と初めて参列。原爆死没者名簿に昨年亡くなった夫の名前が刻まれた。「日本でああいうことがあったことがビックリ。何事もなく、式典を終わりたい」
6歳の時に被爆した京都府宇治市の長谷部松子さん(83)は、事件について「ああいうことがないようにしてもらえるのはありがたい」と話していた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル