去年1年間の児童虐待に関する認知・対応件数は統計を開始して以降、最多となったことが県警のまとめでわかりました。
県警生活安全部少年課によりますと、県警が、去年1年間で児童虐待の疑いを認知し、対応した件数は、前の年より646件、率にして7.8パーセント増加し、8976件でした。これは、2004年の統計開始以降最多となり、全国でも2番目に多いということです。児童相談所に通告した児童の数は9751人で、虐待の態様別では、暴言や脅しといった「心理的虐待」が全体のおよそ8割を占め、次いで「身体的虐待」、育児放棄=ネグレクトなどの「怠慢・拒否」が続いています。
児童虐待事件として検挙に至ったのは前の年に比べ39件増加し127件で、このうち暴行などの身体的虐待が108件とおよそ9割を占めています。県警は、児童相談所と虐待事案の基礎情報をファイルサーバーで共有するなど相互の情報提供を進め、連携強化を行っていくとしています。
テレ玉
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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