国民民主党の平野博文幹事長は3日、連合福岡を訪れ、参院選福岡選挙区(改選数3)に党本部主導で独自候補を擁立する方針を伝え、支援を要請した。党県連レベルでは候補擁立を見送っており、それを受け、連合福岡は立憲民主党現職を推薦した。同選挙区では、旧民進党系が競い合う形になる。
平野氏は福岡市で連合福岡幹部と会談後、記者団に「3人区については候補者を擁立する」と明言。理由として比例票の底上げの必要性を挙げた。連合福岡の矢田信浩事務局長は「推薦願があれば、受け止めて対応していく」と話した。
平野氏は2日夜、同市内で国民県連幹部と会談し、党本部主導で独自候補を擁立する考えを伝えていた。県弁護士会所属の女性弁護士(52)の擁立を念頭に置いているという。同選挙区には、自民党、公明党、共産党、幸福実現党も独自候補の擁立を決めている。
西日本新聞社
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