4日公示される参院選は先月26日の通常国会閉幕後、事実上スタートを切った。投開票の今月21日まで実質的に25日間の短期決戦だ。2016年の前回選の39日間よりも14日縮小。1992年の参院選以降、今回を含めた直近10回の平均28.7日間を下回った。
近年、参院選は7月に実施されてきた。通常国会は1月召集、会期150日間と決まっている。会期延長はあるが、解散はないので投開票日は絞り込みやすい。
92年以降、活動期間が最も短かったのは、橋本政権で臨んだ98年と第1次安倍政権時の2007年の24日間だ。いずれも与党自民党が惨敗した。
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