令和で初の国政選挙となる第25回参院選に向け、約250人が立候補を予定していることが2日、産経新聞のまとめで分かった。3年前の平成28年に続き、与党に対して主要野党が改選1人区を中心に共闘して挑む構図だ。与野党は衆参同日選の可能性も視野に、前哨戦を繰り広げている。
安倍晋三首相の政権運営の評価や、憲法改正に前向きな勢力が国民投票に向けた発議に必要な3分の2以上の議席を確保できるかが焦点。野党は10月の消費税率引き上げの凍結を求め、争点化を図る構えだ。
参院選の日程は通常国会が会期末の26日に閉会すれば7月4日公示、同21日投開票となる。会期延長なら参院選日程も延びる。首相が会期延長の上で衆院を解散し、衆参同日選に踏み切るとの観測は根強くある。
全国45の選挙区(改選計74議席)では約160人が出馬を予定している。内訳は自民49▽公明7▽立憲民主20▽国民民主13▽共産18▽日本維新4▽社民2-など。主戦場の1人区は32のうち、宮崎と鹿児島を除く30で主要野党5党派が候補者を一本化した。
比例代表(改選数50)には約90人が出馬を予定。内訳は自民33▽公明6▽立民16▽国民8▽共産7▽維新7▽社民3-など。
3年前には389人(選挙区225、比例代表164)が立候補した。今回は主要政党以外の擁立が少なく、候補予定者は現時点で前回の6割強にとどまる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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