上野動物園(東京都台東区)で生まれた双子のジャイアントパンダ、オスのシャオシャオとメスのレイレイが離れて暮らすことになった。園が8日、発表した。
別居は16日から
双子は16日から別居した状態で公開される。2頭は2021年6月に生まれ、これまで一緒に過ごしてきた。ただ、パンダは本来、単独で生活をする動物。一般的に3歳くらいで自分の縄張りを主張するようになるといい、園では別居のタイミングを見極めていた。
双子に縄張り争いは見られず、今も仲良く暮らしているが、体が大きくなるにつれてじゃれ合いが激しくなってきた。今にもケガをしそうな勢いで、観覧者からも心配の声が上がっていたという。じゃれつかれた側が嫌がるそぶりも見せるようになった。特にシャオシャオがじゃれつき、レイレイが嫌がることが多いという。同居を続けると、どちらかがケガをする恐れがあるため、別居することになった。
パンダ一家集合風景、見られなくなる?
ただ、双子を別々の部屋に分…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル