遠藤美波
住宅からアルミ製の門扉を盗んだとして、警視庁は、東京都葛飾区の建設作業員の男(40)を窃盗の疑いで逮捕し、6日発表した。男は調べに、「金がなくなったので門扉を盗んで金に換えようと思った」と容疑を認めているという。
葛西署によると、男は4月30日午後10時ごろ、東京都江戸川区の男性(61)宅から、アルミ製の門扉2枚(約5万円相当)を盗んだ疑いがある。門扉は工具がなくても取り外せるタイプのもので、乗り付けた車に載せて千葉県内のスクラップ工場に持ち込み、売却したという。
葛西署管内では、4月29日~5月1日の3日間で同様の事件が17件発生しており、署が防犯カメラの映像などを解析して男を特定したという。男は「ゴールデンウィーク中に江戸川区や千葉県などで30~40件やった」とも説明しているという。(遠藤美波)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル