受験生の負担が増え続けていないか 共通テスト、東大院教授の疑問

 現在の高校1年生が受けることになる、2025年1月実施の大学入学共通テストの試作問題が9日、公表された。新学習指導要領を反映し、受験科目も変わる。試作問題をどう捉えたか、受験に詳しい東京大大学院の中村高康教授(教育社会学)に聞いた。

 問題を見た印象としては、新学習指導要領で重視している「主体的・対話的で深い学び」を意識した問題になっている。全体的に、探究活動の授業に即して、学習場面を想定したりデータを読ませたりする問題が多い。

 科目によってはこういった問…

この記事は有料記事です。残り542文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment