受験直前、母のカツサンドに感動 鈴木光さんの勝負飯

 東京大学法学部4年で、TBS系のクイズ番組「東大王」にレギュラー出演する鈴木光さん(22)の「勝負飯」は、大学入試センター試験の直前に初めて母が作ってくれたカツサンドだという。「応援してくれているのがひしひしと伝わって、温かい気持ちになりました」と話す。

 もともと、「とんかつ まい泉」の「ヒレかつサンド」が好きで、塾へ行く時に母がよく買ってくれていた。推薦入試やセンター試験の準備で、精神的にプレッシャーがかかる中、手間がかかるカツサンドを手作りしてくれたことに感動した。「手作りの味は別格でした」と振り返る。

 受験勉強中は、いつも通り1日3食の食事を取り、貧血気味のため鉄分を食事やサプリで取るよう心がけた。模試や試験の時には毎回、おにぎり2個とチョコレートを持っていくのが定番だった。

 外で人の目がある方が集中できるといい、よくカフェで勉強していたという。その時には、抹茶ラテやホワイトチョコのモカなど、甘い飲み物を中心にオーダー。「勉強している時は、頭が糖分を欲しているのか甘いものが必要でした」と語った。(阿部朋美)

 すずき・ひかる 1998年東京都生まれ。筑波大付属高校から、東京大学文科Ⅰ類に進学。法学部4年生。2017年からTBS系のクイズ番組「東大王」にレギュラー出演。昨年12月、初めての著書「夢を叶えるための勉強法」(KADOKAWA)を出した。


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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