気象庁は28日、火山活動が高まっているとして、鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。
福岡管区気象台によると、新岳火口付近を震源とする火山性地震が増えており、28日に回数がレベル3の基準に達した。今後噴火が起きる可能性があるとして、火口付近から約2キロの範囲で大きな噴石の飛散や火砕流に警戒するよう呼びかけている。
口永良部島は2015年に爆発的噴火が発生し、全島民が島外に避難した。その後は火砕流や小規模な噴火が確認されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル