3日午前5時半ごろ、鹿児島県屋久島町の口永良部島の新岳火口で火砕流を伴う噴火が発生した。気象庁によると、火砕流が火口の南西側約900メートルに達し、大きな噴石が火口から約600メートルまで飛散した。火口から約7千メートルの高さまで噴煙が上がった。火砕流の発生は昨年1月29日以来。噴火警戒レベルは3(入山規制)を継続している。
県警と町によると、けが人や住宅の被害などは確認されていない。町は地元消防団などを通じて情報収集している。
気象庁は、新岳火口から約2キロの範囲で、大きな噴石や火砕流への警戒を呼び掛けている。
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