自民党の古屋圭司衆院議員(岐阜5区)の元私設秘書で、詐欺などの罪で公判中だった山本翔貴被告(23)が、岐阜県土岐市の自宅で死亡していたことがわかった。自殺とみられる。弁護人によると、3月の起訴後に保釈されていた。岐阜地裁多治見支部は公訴を棄却する見通し。
地元の自民党関係者によると、2日に山本被告が死亡しているのを親族が見つけたという。
山本被告は古屋氏の私設秘書として昨年4月から勤務。自民党多治見市支部長名義の通帳を使って、金融機関の窓口で現金50万円を引き出した詐欺容疑で2月に逮捕された。
4月20日の初公判では認否を保留。検察側は窃盗罪での追起訴の予定を示し、次回公判は6月27日に開かれるはずだった。
岐阜地検は3日、「状況を調査した上で、適切に対応したい」とするコメントを出した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル