古書店が続ける「ブックギフト」 コロナ禍の入院患者らに楽しみを

 インターネットで古本売買を展開している長野県上田市の「バリューブックス(VB)」が、コロナ禍で楽しみを失った子どもや入院患者らに古本を贈る「ブックギフト」を続けている。長野市の鶴賀病院では、患者から「次はあの本を」とリクエストが届く喜ばれようだ。

 VBは上田市内の3倉庫に約160万冊の在庫があり、年間約290万冊を販売している。売買だけでなく、本を買い取った際に、その代金の一部を利用者が希望するNPOなどに寄付する「チャリボン」や、諏訪市の酒蔵で日本酒と古本を楽しむイベントなどを展開し、古本を生かす取り組みを続けている。

 コロナ禍で人気なのが「ブックギフト」だ。傷んでいて売買はできないが、まだ十分に楽しめる古本を地域の保育園や小学校、老人ホームなどに寄付する取り組みだ。

 「うちの子は本が大好きなの…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment