佐賀市の古湯温泉郷で23~25日、映画祭がある。コロナ禍で昨年、一昨年と中止になったため、3年ぶりの開催。37回目となる今回は石井裕也監督の作品6本などを上映し、監督らによるトークショーも予定している。
古湯映画祭は1984年に始まった。山間の古い温泉街の映画祭として、全国的に人気となった。ござに寝転がって鑑賞でき、無料開放する会場内の温泉も評判に。今回は感染症対策として温泉の無料開放はせず、会場の市立富士公民館「フォレスタふじ」の定員を200人に限定。ござはやめ、椅子を用意するという。
映画祭実行委員会の大歯雄司会長(69)によると、映画祭の企画運営を担う「シネマ倶楽部21」がその年のテーマやゲスト、上映作品などを決める。今年の特集は「石井裕也監督と選んだこの6本」。倶楽部のメンバーに石井監督作品のファンがいたことから決まったという。
24日は、2013年の第3…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル