解体修理中に、400年以上前のものとみられる落書きが見つかった、国の重要文化財「願興寺本堂」(岐阜県御嵩町)。同じころのものとみられる羽子板を壁から外すと、裏に絵が描かれていることがわかった。当時の人が、羽子板の裏に描いたものとは。
願興寺本堂は、2度の焼失を経て1581(天正9)年に再建されたもので、1986年に国の重要文化財に指定。2017年11月から初の解体修理が始まっている。本尊が置かれていた仏壇背面の壁から化粧板を外すと、高さ2メートル以上の壁に、お内裏さまと三人官女が顔料で描かれたものなど羽子板2枚が釘で打ち付けられていた。この羽子板を今月16日に取り外したところ、2枚ともに裏にも絵が描かれていたという。
お内裏さまと三人官女が描かれ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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