グーグルが今月発表した2019年の検索ランキング。国内で1~11月に「長野」や「長野県」と一緒に検索され、昨年と比べてその数が急上昇したワード1位は「台風」だった。10月に発生し、大きな被害をもたらした台風19号の影響がここにも表れたかたちだ。
2位は「選挙」。今年行われた参院選や統一地方選の影響か。3位の「ゼロ磁場」とは、N極とS極の磁気が互いを打ち消し合い、磁力がゼロに近い状態に保たれている場所のことをいうそうな。パワースポットとして人気で、県内では伊那市の分杭(ぶんくい)峠が有名だ。
再び人気が急上昇したのか。市に聞いてみると、今季の観光客はピークの4分の1ほど。担当者は「勢いの実感はないですね。何でなんでしょうか」
4位は「原村」だった。八ケ岳のふもとにある人口8千人弱の小さな村。都会からの移住受け入れに力を入れている効果なのか。「今年は村議選や公共の宿のリニューアルはありましたが。検索された理由は、正直言ってわかりません」と村の担当者。
ちなみに5位は、伊那などでつくられている「アマランサス」という栄養価の高い雑穀だった。(津田六平)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル