台風19号の大雨で大きな被害を受けた福島県須賀川市で9日夜、約420年前から続く伝統行事「松明あかし」が行われた。晩秋の夜空を赤く焦がす6~10メートルの巨大なたいまつ24本に、訪れた多くの観客が見入った。実行委員会の担当者は復興に向け「市民が一丸となって進んでいくきっかけになれば」と話す。
約10メートルの高さまで上り点火した須賀川高校の金沢玲奈さん(16)は台風で市内の自宅が2階まで浸水した。「会場がすごく盛り上がっているのを見て、少しはみんなに元気を与えられたかなと思う」と笑った。
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