台風豪雨の流木、たくましく芽吹く 多摩川の中州(産経新聞)

 昨年10月の台風19号による豪雨の爪痕が残る東京都府中市是政の多摩川で、流木のヤナギなどが芽吹く様子を、産経新聞OBの萩原正人さんが撮影した。

【写真】台風19号による流木が芽吹いている

 撮影は今月13日で、同市郷土の森公園付近。中州には今も上流から流れてきた草木やごみが絡んだ倒木、流木などが残っている。

 新緑がまぶしい流木も、今後の雨で下流のせきや橋梁(きょうりょう)で流れを阻害し、氾濫などの原因になる恐れがあるため、国土交通省京浜河川事務所多摩出張所は、緊急性の高いものから撤去を進めるという。「人々に元気を与える樹木を残したいのはやまやまですが、安全第一なので…」と担当者。

 新型コロナウイルスで憂鬱な日々でも、春が訪れていることを木々の生命力は教えてくれる。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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