台風15号でゴルフ練習場鉄塔倒壊被害の住宅、19号でさらに悪化「怖くて寝られない」 (スポーツ報知)

 9月9日に台風15号の影響でゴルフ練習場の鉄塔が倒れ込んだ千葉県市原市の約40世帯の住宅では、今回の台風襲来に緊張の夜を過ごした住民数人が13日に入れ替わりで家の点検に訪れた。

 鉄塔は、ゴルフ練習場経営者側との交渉が難航していることでいまだ倒壊したまま。各住居は、穴が開いた部分をブルーシートで覆う応急処置しかしていない。

 この日、自宅を見に来た50代会社員の住民男性は「2階には上れていたんですけど、台風19号の影響で1階の天井が抜けてしまったから、もう上がれない」と悪化していく状況にため息。鉄塔事故で20代の次女が肺挫傷の重傷を負っており「自分は昨夜は一緒にはいなかったんですが、娘は怖くてあまり寝られなかったと思いますよ」と渋い表情を見せた。

 現在は、市が用意したアパートで妻、娘2人と仮住まい。市原市では今回の台風で竜巻とみられる突風が発生し、1人が亡くなってる。「ぼくたちは、まだ人災で(原因となる)相手がいるだけで幸せな方かもしれない。近くで起こった竜巻被害の方のことを思うと…」とやるせない表情を見せた。

 倒壊した鉄塔の撤去は、28日から本格的に作業が始まる。

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Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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