国土交通省信濃川下流河川事務所は、台風19号で発生したような洪水被害を防ぐため、信濃川河川敷で伐採した樹木を希望者に無料提供する。応募締め切りりは22日。
河川敷に生い茂る樹木は川の流れを妨害したり、堤防や護岸に損傷を与える危険性があるため、国交省は国の国土強靱(きょうじん)化3カ年緊急対策に基づき伐採を進めている。伐採樹木の無料提供は、国の処分コストの縮減と木材資源の有効活用が狙いだ。
同事務所は今月中旬から、信濃川左岸(新潟市西区)と右岸(同市江南区)の河川敷計約15万平方メートルで、柳やオニグルミなどの樹木約2000本を伐採する。提供場所は左岸側が山田河川敷公園駐車場、右岸側が伐採場所内の臨時駐車場。提供期間は12月2~21日。問い合わせは、同事務所管理課(025・266・7134)。
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