日本の南で発生した台風14号が、8日に強い勢力で沖縄・大東島地方に近づくとみられている。気象庁によると、9日以降、進路によっては鹿児島・奄美や西日本で大荒れの天気となる恐れがある。台風が北上して日本の南に延びる秋雨前線の活動が活発化すると、東日本を含む広い範囲で9日以降に大雨となる恐れもある。
台風14号は6日午後3時現在、日本の南でほぼ停滞。中心気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートルとなっている。今後は北上した後、東に進路を変える予想だが、太平洋と中国大陸の上空にある高気圧の影響などが見通せず、気象庁は今後の情報に注意するよう呼びかけている。(山岸玲)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル