10月1日(火)0時現在、大型で強い台風18号(ミートク)は、沖縄県の与那国島の北を北上しています。台風は沖縄から離れつつあるものの、いまだ活発な雨雲が八重山地方にかかっています。
なお気象庁によると、30日(月)21時50分頃から石垣島地方気象台からの通信に障害が発生し、八重山地方周辺のレーダーデータ等が利用できない状況となっています。夜間は外出せず安全な場所でお過ごしください。気象レーダーは台湾の中央気象局ホームページなどが参考になります。
▼台風18号 10月1日(火)0時現在
存在地域 与那国島の北約100km
大きさ階級 大型
強さ階級 強い
移動 北 30 km/h
中心気圧 965 hPa
最大風速 40 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 55 m/s
石垣島地方気象台で通信障害
気象庁によると、30日(月)21時50分頃から石垣島地方気象台からの通信に障害が発生しており、石垣島地方気象台の管轄するレーダーデータ等の観測データに欠落が発生しています。
石垣島地方気象台が発表する防災情報は、沖縄気象台が代行して発表しています。気象庁は、原因など詳細を調査中としています。
気象レーダーは台湾の中央気象局ホームページなどが参考になります。
先島諸島は朝にかけ猛烈な風雨に警戒
台風の通過中までに、石垣島などで40m/sを超える最大瞬間風速が観測されていました。現在は気象観測データも欠測となっています。外出は危険ですので、朝にかけて安全な場所でお過ごしください。
また八重山地方を中心に激しい雨が降っていて、竹富町新城島付近では1時間に約120mmの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しています。低い土地の浸水や道路冠水、河川の増水などに警戒してください。
沖縄通過後は朝鮮半島から日本海へ
沖縄を通過後は中国大陸の沿岸を北上し、徐々に勢力を弱めながら北東に進路を変え、2日(水)夜から3日(木)午前に朝鮮半島付近を通過し、その後は日本海に進んで温帯低気圧に変わる見込みです。
前回の台風17号よりも大回りに進んでいるため、九州では前回ほどの荒れた天気にはならないとみています。
ただし、西日本の日本海側では沿岸部を中心に強風や突風のおそれがあり、台風周辺の暖かく湿った空気の影響で、西日本では太平洋側でも局地的に強い雨が降るリスクがあります。常に最新の気象情報を確認するようにしてください。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風18号の名前「ミートク(Mitag)」は、ミクロネシアが提案した名称で、ヤップ語の女性の名前(「私の目」という意味)が由来です。
ウェザーニュース
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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