大型で非常に強い台風19号は現在、東海地方に最も接近しています。一部の地域は暴風域に入っていて、気象台は引き続き暴風や大雨に厳重な警戒を呼びかけています。
大型で非常に強い台風19号は12日午後5時現在、北北東に向かっているとみられ、現在東海地方に最も接近しています。
この台風の影響で、愛知県田原市の伊良湖では午後1時までの1時間に33ミリの激しい雨が降ったほか、降り始めからの雨量は三重県志摩市で408.5ミリ、鳥羽市で297ミリに上っています。これは平年の10月の1ヶ月の雨量を超えています。
伊勢市の五十鈴川では一時、氾濫危険水位を超えて流域で浸水した地区があり、伊勢市楠部町の一部に警戒レベル4の避難指示が、鳥羽市と志摩市などで避難勧告が出されています。
また、愛知県刈谷市では午後1時ごろ、66歳の男性が風にあおられ転倒し右肘に軽いケガをしました。現在、各地に暴風や大雨などの警報が出ていて、気象台は引き続き暴風や大雨に厳重な警戒を呼びかけています。
一方、東海道新幹線は12日終日で運転を取りやめていますが、JR東海は線路の安全確認などに時間がかかるとして、13日も始発から運転を見合わせたり、遅れが出たりする可能性が高いとしています。
東海テレビ
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