ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月9日放送)では、台風15号から1ヵ月経った千葉県の復旧状況と、12日に関東への接近が予想される台風19号への対策について解説した。
台風15号の直撃から1ヵ月
9月9日に起こった台風15号の直撃から1ヵ月となった。被害が大きかった千葉県では、8日時点で住宅被害が3万4822棟。依然として被害調査が進んでおり、今後も数が増える見通しだ。
飯田)いまも調査をしている最中ですから、復旧もこれからというところです。その上、台風19号が接近し、関東に上陸するのではないかということになっています。きょう(9日)は、特に被害が大きかった千葉県南房総市の石井裕市長に電話をつなぎまして、被害からの復旧状況、12日からの台風への対策を伺って参ります。石井市長、おはようございます。
石井)おはようございます。
飯田)お忙しいなか、ありがとうございます。1ヵ月が過ぎましたが、復旧の具合はいかがですか?
未だ復旧作業の最中
石井)停電、断水はだいぶ前に応急的に解消していますが、いまだに固定電話の回線、テレビ、インターネット回線が使えないというご家庭もかなりございます。家屋の損壊や施設被害もまだ片づけている最中であり、復旧、復興に向けて作業が始まって来たという状況です。
飯田)みなさん、生活の立て直しというところで精いっぱいですね。
石井)そうですね。これからどうするか悩んでいる方々も、大勢いらっしゃるのが現状です。
飯田)食い扶持を稼がなければならないというところですが、産業も影響を受けたのですよね。
石井)農林水産業、観光事業、さまざまな中小事業等々で大きな被害を受けています。全容がどのくらいの規模なのか把握しきれていませんし、これを分野ごとに復旧するには、年単位の時間がかかると思います。
飯田)前回お話を伺ったときにはボランティアの方々へ、特に屋根のブルーシートかけを手伝ってくださいということでした。その後も駆けつけてくださっているのですか?
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