台風6号　土日は東日本を中心に局地的な大雨に注意・警戒（ウェザーマップ）

　台風6号の接近により、東日本ではきょう27日（土）からあす28日（日）の昼頃にかけて、近畿ではきょう夕方にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、強風やうねりを伴った高波、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。

　台風6号は、きょう午前3時には潮岬付近にあって、1時間におよそ25キロの速さで北へ進んでいる。中心の気圧は998hpa、中心付近の最大瞬間風速は25メートル。台風はきょうの午前中には紀伊半島に上陸するおそれがある。その後、進路を東よりに変え、東日本の太平洋側を進んで今夜には熱帯低気圧に変わり、あす夜には関東の東海上に達する見込みだ。

大雨・雷・突風

　東日本にはすでに台風本体や台風周辺の発達した雨雲がかかっている。今後、台風本体の雨雲や、台風や熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となるため、東日本ではあす昼頃にかけて、近畿ではきょう夕方にかけて、雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。
　土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒、竜巻などの激しい突風や落雷に注意が必要だ。野外でのイベントも多いが、黒い雲が近づいたり、雷鳴が聞こえるなど積乱雲が近づく兆しがあったら、すぐに建物などに入り安全が確保できるように心がけたい。

強風・高波

　東日本の太平洋側から近畿では強い風が吹き、海上ではうねりを伴ってしける見込みだ。強風やうねりを伴った高波に注意が必要となる。