強い台風8号の影響で、8月5日は全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)、ソラシドエア(SNJ/6J)の3社だけで、九州方面の国内線10便が欠航。約860人に影響が出た。6日も九州発着便を中心に、各社合わせて110便以上の欠航が決定している。
気象庁によると、台風8号は5日午後10時の推定で、高知県足摺岬の南約160キロを時速20キロの速さで西北西へ進んでいる。中心気圧は970ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで、中心から70キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。
台風は四国の南を西北西へ進み、6日未明から明け方にかけて、強い勢力を維持して九州南部に上陸する見込み。その後、進路を北寄りに変えながら6日昼過ぎにかけて九州を通過し、6日夜には朝鮮半島に達するとみられる。
ANAでは、5日は羽田を午後6時50分に出発予定だった宮崎行きNH617便と、伊丹を午後7時55分発予定の宮崎行きNH511便の国内線2便が欠航。約160人に影響が出た。6日は佐賀を午前6時35分発予定の羽田行きNH452便など国内線43便の欠航が決定し、約4560人に影響が出る見通し。
JALでは、5日は羽田を午後6時55分に出発予定だった宮崎行きJL697便など国内線6便が欠航。約370人に影響が出た。6日は羽田を午前6時25分発予定の熊本行きJL623便など国内線35便の欠航が決定し、約3070人に影響が出る見込み。
スターフライヤー(SFJ/7G、9206)では、6日は羽田を午前7時40分に出発予定だった北九州行き7G73便など羽田-北九州線4便の欠航が決定。北九州-那覇線2便の遅延も決定している。
ソラシドでは、5日は羽田を午後7時10分に出発予定だった宮崎行き6J63便と、羽田を午後7時15分発予定の熊本行き6J21便の計2便が欠航。約330人に影響が出た。6日は羽田を午前6時35分発予定の大分行き6J89便など12便の欠航が決定し、約1330人に影響が出る見通し。
ピーチ・アビエーション(APJ/MM)では、6日は関西空港を午前7時に出発予定だった鹿児島行きMM191便など国内線14便と、関西-釜山線1往復2便の国際線2便の合わせて16便の欠航が決定。2579人に影響が出る見込み。
このほかの航空会社でも、欠航や遅延の発生が予想され、各社では最新情報をウェブサイトなどで確認するよう、呼びかけている。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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