台風8号が宮城・石巻付近に上陸 土砂災害などに警戒を

 気象庁は28日午前6時前、台風8号が宮城県石巻市付近に上陸したと発表した。宮城県に台風が上陸したのは観測記録が残る1951年以降、初めて。同庁によると、今後は東北を通過し、夜までに日本海へ抜けて温帯低気圧に変わる見通しという。

 28日未明から明け方にかけて、伊豆諸島や東北沿岸では強い雨が降った。夕方までは宮城県東部と岩手県で警報級の大雨となる可能性が高く、同庁は土砂災害などに警戒を呼びかけている。

 台風8号の勢力は28日午前3時現在、中心気圧992ヘクトパスカル、最大風速20メートル、最大瞬間風速30メートル。28日は東北太平洋側では多いところで、1時間50ミリの非常に激しい雨が予想されている。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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