大型で非常に強い台風9号の影響で、8月10日は航空各社の上海や台北などを発着する国際線に一部欠航が出ている。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)では、合わせて国際線31便の欠航が決まった。
気象庁によると、台風9号は9日午後9時の時点で、東シナ海を時速15キロの速さで北西へ進んでいる。中心気圧は940ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルで、中心から190キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。
ANAでは、10日は成田を午前9時35分に出発予定だった上海(浦東)行きNH919便など国際線16便と、国内線は石垣午前8時10分発那覇行きNH1762便の計17便の欠航が決定。合わせて2830人に影響が出る見込み。
JALでは、10日は羽田を午前9時20分に出発予定だった上海(虹橋)行きJL81便など、上海(虹橋・浦東)発着便の欠航や遅延が決まった。また、台北(松山・桃園)発着便も一部に遅延が生じる見通し。国際戦の欠航は15便で、約2590人に影響が出る見通し。
ピーチ・アビエーション(APJ/MM)では、10日は羽田発上海(浦東)行きMM899便など、上海と台北(桃園)発着合わせて国際線8便の欠航が決定。11日も上海発着3便の欠航がすでに決まっている。
また、ソラシドエア(SNJ/6J)は10日の欠航はないが、台風9号で欠航が生じた那覇-石垣線の臨時便を1便運航。石垣午後6時30分発那覇行き6J96便を運航する。
このほかの航空会社でも、台風の進路によっては欠航や遅延の発生が予想され、各社では最新情報をウェブサイトなどで確認するよう、呼びかけている。
Tadayuki YOSHIKAWA
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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