右翼代表や暴力団組長ら7人逮捕 コロナ給付金詐取容疑で警視庁

鶴信吾

 新型コロナウイルス対策の国の持続化給付金400万円を詐取したとして、警視庁は、右翼団体「志国塾」塾長、具志堅馨容疑者(59)=埼玉県川口市榛松=や指定暴力団住吉会系組長の氏家圭市容疑者(74)=千葉県柏市大津ケ丘4丁目=ら男7人を詐欺の疑いで逮捕し、13日発表した。給付金がそれぞれの組織の活動費に使われた可能性があるという。

 公安部によると、7人は2020年6月、新型コロナの影響で収入が減った個人事業主を装うなどして給付金を申請し、国から計400万円をだまし取った疑いがある。公安部は7人の認否を明らかにしていない。

 公安部は、具志堅容疑者が志国塾の構成員らに不正を持ち掛け、知人の氏家容疑者らから不正受給の指南を受けていたとみている。

 志国塾は埼玉県川口市を拠点にする右翼団体で構成員は6人。先月開かれた日米豪印(クアッド)首脳会合では、都内などで反米を主張する街宣活動を展開したという。(鶴信吾)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment