12日も各地で朝から気温が上昇し、東京都心で午前7時台には30度を超えた。都心を含め、午前中に広い範囲で35度以上の猛暑日となり、日中も広い範囲で気温が上がる見通し。11日には埼玉県内で熱中症の症状で2人の死亡が確認された。気象庁は関東や山梨、長野の1都8県に熱中症警戒アラートを発表して警戒を呼びかけている。
午前11時時点で、群馬県伊勢崎市で37・4度、埼玉県熊谷市で37・2度、千葉県鴨川市で36・9度、東京都青梅市で36・8度、都心で35・6度を記録。その後、名古屋市でも35度の猛暑日となった。30度以上の真夏日も、大阪市の34・4度など各地で記録された。
埼玉県は12日、さいたま市の男性(68)と行田市の女性(78)がいずれも熱中症で11日に死亡したと発表した。男性は自宅近くの草むらで、女性は自宅のベッドで倒れているのが見つかったという。
12日の日中の各地の最高気温は静岡市で38度、さいたま市で37度、東京都心や名古屋市、甲府市、岐阜市、高松市、宮崎市などで36度の予想。大阪市などでも35度の猛暑日となる見込みで、気象庁は熱中症への警戒を呼びかけている。(山本孝興、釆沢嘉高)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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