立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選に出馬を表明した立民の枝野幸男代表と、国民の泉健太政調会長は6日、NHK番組に出演し、それぞれが掲げる政策について議論した。 経済政策として枝野、泉両氏は消費税減税を掲げた。泉氏は新型コロナウイルスが収束するまでの間、「消費税を一度凍結すべきだ。税率をゼロにすべきだ」と主張した。枝野氏は減税期間や具体的な引き下げ幅には言及しなかった。 代表選の位置づけについては、枝野氏は「大きな意味では(政権交代に向けた)準決勝だ。タイトルホルダーに対する挑戦者を決める最後の競い合いだ」と述べた。泉氏は「代表選は絶対に無投票ではいけない。党の改革を強めていくためには信任を得ることが必要だ」と語り、代表選を通じた政策論争に意欲を示した。 政策の不一致などから合流新党に参加しなかった国民の玉木雄一郎代表らが結成する新「国民民主党」との連携について、枝野氏は具体的な言及を避けた。一方、泉氏は「今まで一緒にやってきた仲間たちと大きな固まりで、ぜひ一緒に取り組みたい」と語った。 党名選挙で枝野氏は「立憲民主党」を、泉氏は「民主党」を掲げている。枝野氏は「目先の多数決だけではない民主主義の本質、これが立憲民主主義だ。自由民主党に対する、もう一つの存在としてわかりやすいのではないか」と述べた。泉氏は政権交代を実現した旧民主党の歴史を踏まえ「新しくて古い民主党、古くて新しい民主党ということでやっていきたい」と説明した。 新党代表選は7日告示-10日投開票の日程で行われ、新代表とともに新党名も投票で決める。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment