2025年大阪・関西万博のイベントや行事を運営する「催事検討会議」の共同座長を務める華道家元池坊の次期家元・池坊専好さんや吉本興業HDの前会長・大崎洋さんらが26日、大阪市此花区の夢洲にある万博会場を初めて訪れた。最大2350億円の会場建設費のうち344億円を投じる「大屋根」(リング)は木組み構造の7割が組み上がり、説明を受けた大崎さんは「ワクワクした。子どもたちが喜んでくれるでしょうね」と話した。
この日、同会議のメンバーは、リングのほかに建設中の屋外イベント広場「EXPOアリーナ」を視察。会場内で最も大きな収容人数1万人規模の屋外イベント会場で、大型ライブや映像上映などを予定している。視察を終えた池坊さんは「自然とともに楽しめる空間になると思う」と語った。
万博で開催する様々なイベントには現在、各国や自治体などから多くの応募があるという。大崎さんは「世界中の国々は万博を楽しみにしている」、池坊さんは「それぞれの良さを存分に発揮して頂き、自分の感性で楽しんで頂けたら」と語った。イベントの詳細は万博1年前となる4月に一部が公表される見通しだ。(山根久美子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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