大阪府の吉村洋文知事(44)が14日、大阪府庁で定例会見を開き、新たな補正予算案について説明した。15日公表予定の5号補正予算で「感染拡大防止」「暮らしと経済を支えるセーフティーネット強化」「危機を乗り越え未来をつくる」の3点に合計約130億円程度を計画。さらに22日公表予定の6号補正予算で「中小企業休業要請外支援金(仮称)」「オンラインの授業の実施など」に約300億円程度を予定していることを明かした。
5月の議会で承認を得てからの実施となるが「議会の議決26日以降、できるだけ早く受け付けできるようにしたい。6月中には支給開始を目標にしたい」と話した。当初は府独自で家賃支援策の上乗せを予定していたが、国会でも家賃支援制度が固まってきており「感謝したい。中身をみてもかなり踏み込んだ内容。大阪府は上乗せの方向を転換して、休業要請対象外の方に支援をしていく」と話した。今回は本店が大阪にないものの大阪で事業・商売をしているか、または休業要請をしたところ以外すべてで、売り上げが50%以上減っていることが条件。「企業の形態は問いません。介護施設、劇場など問わず売り上げのダメージを受けているところは支援。これは休業をお願いしたわけではないので、休業しているかどうかは対象外。名称の公表もしない」と話した。
報知新聞社
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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