大阪府の吉村洋文知事は4日夜、民放テレビ番組に出演し、緊急事態宣言を31日まで延長した政府の決定について「命を守ることが一番大切だ。安倍晋三首相が延長を決めた以上、国民が一致団結して国も自治体もやっていくのが重要だ」と述べた。
一方で、経済活動再開に向けて休業要請を段階的に解除する必要性に触れ「明確な数値基準をもって出口戦略が示されなかったことは残念だ」と指摘。「出口のないトンネルを走り続けろというのは無責任だ。最後に責任を取るのは政治家の役割だ」と主張した。
また、吉村氏は5日に策定する府独自の要請解除基準「大阪モデル」について「(病床使用率などの)明確な数字で示す。医療崩壊を防ぐための基準が重要だ。府民と共有できるものを数字で『見える化』する」と強調。今後、新たな感染拡大の波が来る可能性があるとして「耐えられる態勢を今の間に整えないといけない。そのために基準を作り、予測した行動を常に取ることが大事だ」と語った。
【関連記事】
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
Leave a Comment