35年以上にわたって反核の詩「原爆詩」を全国で朗読している俳優・吉永小百合さんの朗読会が10日、島根県雲南市で開かれた。ロシアのウクライナ侵攻が続き、参院選中に安倍晋三・元首相が凶弾に倒れた直後とあって、平和への思いなどを考える機会となった。
長崎で被爆し、43歳で亡くなるまで「長崎の鐘」などの著作を通して平和を訴え続けた市出身の医師・永井隆博士を顕彰する「雲南市永井隆記念館」が、昨年4月に新装したことを記念して催された。吉永さんが市を訪れたのは初めて。
吉永さんは永井博士の娘の筒…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル