吉祥寺がブラジルに? サンバにボサノバ、ブラジル音楽のはしご企画

 JR吉祥寺駅東京都武蔵野市)に近い3店舗でブラジル音楽のライブ演奏を楽しめるイベントが30日、始まった。ブラジルを愛する料理店オーナーが企画し、今回が9回目。「2023 吉祥寺がブラジルになる2日間!!」と銘打ち、大勢の来店客が満喫していた。10月1日も催される。

 ブラジル酒場「アウボラーダ」(吉祥寺本町1丁目)で30日午後、華やかな衣装を着た女性がサンバを披露すると、店内が沸いた。毎回参加しているというダンサーの須賀紗彩(さあや)さん(33)は「お客さんとの距離感が好き」と話す。

 同店のオーナー、黒沢修二さん(58)が、開催が近づいていたサッカーW杯ブラジル大会やリオデジャネイロ五輪を盛り上げようと、2012年に始めた。「もっとブラジル好きを増やしたい」と黒沢さん。日本人やブラジル人のアーティストが計30のライブに登場し、ボサノバやサンバ、ショーロなどを熱演する。

 1日は午後3時~9時45分に、同店と「バオバブ」(吉祥寺南町)、「ストリングス」(吉祥寺本町2丁目)の3店舗で開催する。料金は、客が自由に支払う「投げ銭」で。平山亜理

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment